"a plan"

さて、5年前に全部で4つの論文を計画しました。当初の計画では4つの論文全部を書くのに3年しかかからないはず*1だったのですが、今でもまだ第3論文までしか到達していません。
・・・無能ですみません_| ̄|○

  • 第1論文非線形ガウス非定常状態空間モデルのパラメーター推定と状態推定が自在にできるようになりました
  • 第2論文:(ある特殊で厳しい仮定の下で)非線形ガウス非定常状態空間モデルの状態平滑化が比較的簡単にできるようになりました
  • 第3論文:(上記の2論文を基礎として)マクロ経済学で用いられてきた構造ベクトル自己回帰モデルを改良し、「時々刻々変化するマクロ経済」に適用可能な「時変係数構造ベクトル自己回帰モデル」が推定できるようになりました

さて、先日、上記の3論文を基礎としたDynamic Stochastic General Equilibriumに関する第4論文に着手しました。

第1論文から第3論文までは、「非常に苦労するけれども、最終的には終点までは行けるだろう」と最初から思っていたのですが、第4論文だけは未だにこれがどこに行きつくのかよく分かりません・・・

最後には素晴らしい終点があるのでしょうか?
それともみじめな失敗しか待っていないのでしょうか?
もし、神様がいるなら結末だけでも先に聞いてみたい気がしますw

いずれにせよ、来週、このうんざりするような長い"a plan"がついに6年目に突入します。

*1:要は博士課程後期の3年で全部終了するつもり[意気込みだけは]だった。