7月28日に研究発表させていただく研究集会の案内ページをお知らせします。
非線形時系列に対する現象数理学の発展シンポジウム
(明治大学グローバルCOEプログラム 現象数理学の形成と発展)
7月27日
10:00−11:30
バドルル アーサン (東京大学大学院,日本学術振興会特別研究員)
「転写開始点の解析」13:00−14:30
四方 義啓 (名城大学)
「岡部の原理のひとつの解釈について」15:00−16:30
柳川 堯 (久留米大学)/ GCOE Colloquium 共催
「数学の頭で医学データを考える」7月28日
10:00−11:30
中野 裕治 (滋賀大学)
「日本の失われた10年における経済現象の時系列解析(1):流通速度の決定性とIS-LMモデルの均衡」13:00−14:30
岡部 靖憲 (明治大学)
「日本の失われた10年における経済現象の時系列解析(2)マネーサプライとGDPの間の非線形弱因果性とIS-LMモデルの均衡」15:00−16:30
矢野 浩一 (内閣府)
「モンテカルロフィルターの動学マクロ経済モデルへの応用:日本の「失われた10年」の分析」
ちなみに矢野が「複雑系」の研究会で発表させていただくことを意外に感じる方もおられるかもしれませんが、矢野の専門である非線形・非ガウス・非定常状態空間モデルが「複雑系」に分類されることは珍しくありません。さらに元々の専門が物理学でしたので、複雑系の研究会に出ても個人的には特に違和感はありません。
矢野は業務上の別件があり、大変に申し訳ないことに28日午後しか参加できない予定なのですが、ご興味のある方はぜひ研究会にご参加いただければ幸いです。