統計数理研究所「オープンハウス」開催
統計数理研究所なんて言っても知っている人はほとんどおられないでしょうね。
時を遡ること60年、太平洋戦争の最中である1943年、当時の大日本帝国帝国議会学術研究会議の建議を経て1944年に設立された統計数理研究所は、大日本帝国が滅亡した後もめでたく生き残り、長く文部科学省配下でわが国唯一の統計学と確率論の研究所として存続してきました*1。
誰が建議したのか分かりませんが、先見の明があると言うかなんと言うかどんな人が第2次世界大戦中に「統計学が重要だ」などと思ったのか興味のある所です。
いずれにしてもその先見の明のおかげでその約30年後に統計数理研究所は赤池情報量規準を生み出す舞台となります。その後も矢野が専門にしているモンテカルロフィルターなどすばらしい統計手法を世の中に生み出してきました。
で、「オープンハウス」って何?ってことなんですが、辞書を引くと「公開日」だそうです。えーっと要は統計数理研究所の公開日が7月14日、15日です*2。
統計数理研究所「オープンハウス」開催
http://www.ism.ac.jp/openhouse/index.html
矢野もポスターセッションで自分の研究を掲示しています(そのためにわざわざ年休を取りました
オレノネンキュウ_| ̄|○)。
いらっしゃる方がおられたら気軽に声をかけてください(説得力ゼロ)。
*1:現在は行政法人化により情報・システム研究機構の中の一研究所になっています。
*2:一つのネタで引っ張りすぎ!