リフレが日本経済を復活させる
リフレ派の新しい本が出ました。大好評販売中です!
- 作者: 岩田規久男,浜田宏一,原田泰
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2013/03/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (14件) を見る
岩田規久男・浜田宏一・原田泰編著
「リフレが日本経済を復活させる:経済を動かす貨幣の力」、中央経済社、ページ数:291ページ、価格:1800円、発売日:3月18日目次
序(岩田規久男・浜田宏一・原田泰)
第1章 デフレの即効薬は金融政策(浜田宏一)
第2章 金融政策はストック市場からどのように波及するのか(安達誠司)
第3章 貨幣がなぜ実質変数を動かすのか(矢野浩一)
第4章 資産市場はどのように実体経済を動かすのか(平野智裕・青柳潤)
第5章 貨幣と金利との関係はどうなっているのか(原田泰)
第6章 財政政策は有効か(飯田泰之)
第7章 金融政策運営の望ましい枠組みとは何か(岩田規久男)
第8章 日本のケインズ主義に貨幣理論がないのはなぜか(若田部昌澄)
あとがき(岩田規久男・浜田宏一・原田泰)
[リフレーション政策とは?]
デフレ脱却のためにゆるやかで安定的なインフレ率を目指すことによって、雇用と生産を回復させ、安定化させる政策がリフレーション政策(リフレ政策)である。
そのためには政策レジームの適切な変更が必要である。政策レジームの変更とは、日銀法を改正する、あるいてはインフレ目標政策を導入する(もしくはその両方)等によって、将来のインフレ率を安定させることである。
(以上、本文より)
[矢野が第3章を担当]
矢野が第3章「貨幣がなぜ実質変数を動かすのか」を担当しています。内容は(1)インフレと貨幣の中立性、(2)ニュー・ケインジアンと価格硬直性、(3)ゼロ金利制約、(4)インフレ目標と政策レジーム・チェンジなどです。