ここ8年間の消費者物価指数について
id:takahata_kazuoさんから「季節調整済の物価指数を用いるべきではないか」とのご指摘をいただきました。まったくおっしゃるとおりだと思いますので、1998年1月から2006年1月までの季節調整済みの消費者物価指数(生鮮食品を除く)と季節調整済みの消費者物価指数(総合)のグラフを作成しました。
見事な下がりっぷりをお楽しみください。
[データ元] http://www.stat.go.jp/data/cpi/series/csv/j005.csv
http://www.stat.go.jp/data/cpi/series/index.htm
黒の実線が「季節調整済みの消費者物価指数(生鮮食品を除く)」、赤の破線が「季節調整済みの消費者物価指数(総合)」です*1。
また、黒の縦線が二本描いてありますが、左の縦線が2005年1月(1年ほど前)、右の縦線が(2006年1月[昨日発表されたもの])です。これを見ると分かるように、季節調節済み指数で見ても2005年1月、2月は過去8年間では消費者物価指数が最低だったことが分かります。
現在は「ここ8年間で最低になった消費者物価指数から0.5%回復してきた」という状況にあるわけですね。力強くデフレから脱却してきていますよね。
*1:昨日のグラフとは実線と破線が逆になっていますので、ご注意ください。