シンボリック式・シンボリック関数はstringで文字列に変換できる

何に役立つのか分からないが、面白い機能なので覚書(この機能はMatlabドキュメントに載っていないようなので)。

 

syms xx yy;

% シンボリック式はstringで文字列に変換できる
string(xx + yy)

% シンボリック関数もstringで文字列に変換できる
testFun = @(xx, yy) xx + yy;

string(testFun(xx, yy))

 

なお、普通のMatlab関数をstringで文字列に変換・・・はできない模様。

Matlabのシンボリック式を無名関数(関数ハンドル)に変換する関数

Matlabのsymbolic math toolboxを使わない人にとってはどうでもいい話題ですが、シンボリック式を最適化しようとして少し困ったので、覚書。

 

Matlabのシンボリック式またはシンボリック関数を無名関数(関数ハンドル)に変換する関数が存在する。使い方はこんな感じ(↓)

ht = matlabFunction(r)

 

詳しくは

https://jp.mathworks.com/help/symbolic/matlabfunction.html

Miranda-Fackler (2002) p. 132のテンソル積による計算結果がMatlabのkronの結果と同一であることの確認。

% Miranda-Fackler (2002) p. 132のテンル積による計算結果がMatlabのkronの結果と同一であることの確認。

 

syms x1 x2;

aa = [ 1, x1, x1^2]

bb = [ 1, x2]

kron(bb, aa)

 

注:ベクトルの場合、テンソル積とクロネッカー積の結果は同一となる(だったはず)。テンソルは20年位やっておらず、知識が極めて怪しいので、正確に知りたい人はテンソル解析の教科書を見てください。

 

[参考文献]

reference.wolfram.com

MacOSでAnaconda (python)のバージョンアップ

condaを使う場合、

$ conda update conda
$ conda update anaconda
$ conda update --all

Anaconda Navigatorを起動して、バージョンが最新版になっていることを確認する。

TensorFlowとKerasのインストール

$ conda install -c jjhelmus tensorflow
$ conda install -c conda-forge keras

RでX-13ARIMA-SEATSを使う(2019年6月版)

自分用の備忘録です。CRANにあるx13binaryが使えるようになったので、自分でX-13ARIMA-SEATSをコンパイルする必要がなくなりました。

[インストール]GNU Rで二つのパッケージをインストール

  1. install.packages("seasonal"); install.packages("x13binary")

[GNU Rのパッケージseasonalからx13asを実行する]

  1. パッケージの読み込み
    library(x13binary); library(seasonal)
  2. checkX13()を実行して、"Congratulations! 'seasonal' should work fine!"と表示されれば問題なし
  3. m <- seas(AirPassengers)
  4. plot(m)
  5. 季節調整済み系列(s11)の取り出し
    m$series$s11
  6. seasonalの使い方についてvignettesを参照されたい
    https://cran.ism.ac.jp/web/packages/seasonal/vignettes/seas.pdf

[注意すべき点]

  1. X-13ARIMA-SEATSから季節調整済み系列はs11となった模様(X-12-ARIMAのd11。プログラムする人はお気をつけ下さい)
    http://www.census.gov/ts/x13as/docX13ASHTML.pdf

[s10やs11等のまとめ]
s10: 季節成分(seasonal component)
s11: 季節調整値(seasonal adjustment component)
s12: トレンド成分(trend component)
s13: 不規則成分(rregular component)
詳しくは以下のTable7.13を参照:
https://www.census.gov/ts/x13as/docX13AS.pdf

macOS Sierraでgfortranを使う

方法(その1):homebrewでbrew install gccを実行する(かなり前にgfortranはgccに統合された)
方法(その2):CRANに行き、"Download R for (Mac) OS X"をクリック、"tools"をクリック、そこにある"gfortran-4.2.3.pkg"をインストールする

Rでxlsxを読み書きする

以下のサイトが非常に分かりやすかったです。
R で openxlsx パッケージを用いて xlsx ファイルを扱う - Qiita
http://qiita.com/zero310/items/71b6e5bc0731680d19df

Rで解析:セル体裁!大きなデータも大丈夫!エクセル操作の「openxlsx」パッケージ
http://www.karada-good.net/analyticsr/r-338