金子みすず:詩の世界

当blogはいつもほとんどの人が省みないようなマイナー小ネタを扱います。決して当blogに期待してはいけません(いつもの口上)。

正直に言って詩はほとんど読みません。多くの場合、詩(特に現代詩)というのは難解で、僕みたいな頭の悪いやつにはサッパリ分からないことが多いです。

そんな矢野でも2冊だけ詩集を持っています。山之口獏金子みすずです。山之口獏についてはまた別の機会に取り上げるとして、今回は金子みすずについて取り上げます。

まずは以下の詩を読んでみてください。彼女の代表的な詩の一つです*1

私と小鳥と鈴と

他にも有名な詩として以下のものがあります。

大漁

金子みすずの詩は平易な言葉で日常の風景を描いているだけですが、深く考えさせられたり、時には勇気づけられたりします。

で、なんで金子みすずを取り上げるかというと、実は久しぶりに彼女に関する記事を見つけたからです。

薄幸の詩人・金子みすゞ、父の他殺説覆す記事を発見
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060420ij01.htm

詩なんて興味ないよという人も多いと思いますが、たまにはいかがですか?

(余談)
新宿を歩いたことがある人ならば、新宿西口に「私の詩集を買ってください」と書いた紙を持った人が立っていることがあるのをご存知だと思うのですが、正直に言って「一冊ください」という勇気がなくて読んだことはありません。とはいえ、どんな詩集なのかちょっと興味はあったりします。確か値段は500円だったと思います。読んだことがあるってい強者はご一報ください。

*1:死後50年以上経過しているため、著作権の保護期間は終了している。