12年の経過

今までの人生において何度も文章にしようとしてその度に失敗したことがいくつかある。そのひとつが阪神大震災の経験である。

1995年当時、僕自身は大学院修士課程に在学していて、箕面市というところに下宿していた。箕面市の被害は(神戸市などに比べると)大きくはなかったので、僕の生活自体は10日ほどで通常に戻ったのだが、僕にとって大きかったのは当時の大学の他の学生たちと神戸市東灘区に学生救援隊の一人として現地に入った経験である*1

その後、毎年1月の日曜日に避難場所になっていた公園に当時の被災していた住民たちとボランティアが集まるようになった。

今年は1月14日がその日である。どんなに忙しくても行きたいと思う。そして一緒に12年間生き残ったことを祝いたいと思う。

[補足] 何度も書こうとしてその度に失敗している僕の阪神大震災での経験であるが、「ハリ・セルダン 第2部」が終わったらまたチャレンジしてみようかと思っている。書けるかどうか自信は・・・ない・・・。

*1:阪神高速が倒壊したすぐ近くである[ただし、僕はボランティアの仕事で忙しくて一度も見ていない。]