リアル・マスターキートン〜欧州最古の文明〜

主人公の平賀キートン太一は「ドナウ川周域にはかつて木でできた文明があった」と信じていつかはそれを発掘したいと願っているが、考古学で食えないためにしかたなく保険調査員として働きながら数々の難事件に立ち向かう。最近、絶版になったとかならないとか話題になったマンガ「マスターキートン」とはそんな物語である。

11日付の英紙インデペンデントは、ドイツ、オーストリアスロバキアなどの欧州大陸中央部の広い地域で、紀元前4600年から4800年にかけて建てられた150以上の神殿跡が発掘されたと報じた。(中略)神殿は円形で土と木を材料にして建てられ、周囲にはヒツジ、ヤギ、ブタなどを家畜として飼っていた集落があったという。この文明は約200年間で消滅しており、その原因はわかっていない。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20050611i112.htm
http://news.independent.co.uk/europe/story.jsp?story=645976

神殿が土と木!リアル・マスターキートン、キターーーー。発掘隊に平賀って名の考古学者(母が英国人、父が日本人)がいなかったか問い合わせたいくらいだ(いるはずないけど)。

今もこのように多くの夢を見せてくれるマンガ「マスターキートン」が今後も版を重ね、多くの人に読み継がれていくことを願います。

(補足)この記事を読んで僕と同じようにキートンを思い浮かべて人は少なくないようで、テクノラティでちょっと調べただけでもいくつかblogが見つかりました。
http://d.hatena.ne.jp/laquila/20050612
http://dubro.exblog.jp/d2005-06-12
http://plaza.rakuten.co.jp/xb70a/diary/200506120001/
http://goro.fumufumu.biz/?eid=90435
多くの方々の「マスターキートン」に対する愛を感じます。