embedの使い方(自分用のメモ)
Rにはembedという関数があり、ベクトル・時系列を指定期間ずらす作業に使える。言葉で聞くとなんだかわからないと思うので、たとえば以下のような時系列データがあったとする。
使い方は以下のとおり
demoTs <- ts(seq(1:8), start=c(2019,1), freq=4) embed(demoTs, dimension=2)
出力結果は以下のとおり:
「こんな関数、何に使うんだよ?」と思うかもしれない。
たとえば自分で自己回帰モデル(ARやVAR)の関数を書くときに使える。まあ、ARやVARのパッケージはすでにいろいろと充実しているので、自分で書く必要があるかと言われたら、そんな機会はあまりないような気もするが、ときによっては便利な関数である。