求む!新書で標準的な経済学!!!

講義では今年も「夏休みに経済・経済学に関する本を読んで、感想と考察をかけ」という課題を出そうと思っています。課題図書には「新書で手軽に読めるもの」という条件内で探そうと思っています。

そのため、最近、書店に行って課題図書になりそうな本を探していたのですが、正直に行ってびっくりしました。

「推薦できるような本がほとんどないじゃないか!」

ちゃんとした経済学的知見に基づいて書かれた本がほとんどありません。

そこで、困ったときの皆さん頼みで申し訳ないのですが、以下の条件に合致する図書をご存知でしたら、コメントで教えていただけないでしょうか?

[条件]

  1. 標準的な経済学もしくはきちんとした経済学の学術的研究に基づいていること
  2. 「経済に関する」もしくは「経済学」の本であること
  3. 新書であること

去年の課題図書リストが以下に掲載してあります。矢野が求めているのはこういう新書です(以下のリストはこれまでに矢野が素晴らしいと思った本で、標準的な経済学もしくはきちんとした経済学の学術的研究に基づいて書かれた新書のリストにもなっています)。
[去年のリスト]<現代経済理解へのガイド>夏休みの課題図書リスト(案)
http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20080628/p1