"Valuing American Options by Simulation"用コード

先日の話題の続きです。

「Longstaff and Schawatz (2001)は原理的に難しい問題を簡単な方法で解決していてすばらしい」という話を書きました。実際に統計解析言語GNU Rでプログラムしてみて、再度その簡単さを実感しました。

先日挙げた岡野 (2005)にも実装例が載っているのですが、以下のBrandimarte (2002)の方が分かりやすいかもしれません(矢野はこっちを参考にしました。Matlabで実装されています。Matlabを持っている人はそのまま実行できるみたいです)。

Brandimarte, P. (2002), "A short note on dynamic programming and pricing American options by Monte Carlo simulation," Manuscript.
http://staff.polito.it/paolo.brandimarte/AmericanMC.pdf

Longstaff and Schawatz (2001)はAmericanでさらにいろいろと変わった条件をつけたoptionsも(exotic optionsといいます)シミュレーションできそうなので、American optionsの価格付けに興味のある方は一度勉強してみると面白いですよ。