バーゼルに行っている間に、「論文がアクセプトになりました」とのお知らせメールが来てました。先日の東北大学での発表は、（実は）この論文が基盤になっているので、アクセプトされて一安心と言った感じです。
この論文の査読とディフェンスの間に、次の論文もほぼ完成しているので、もう少し直して英文校正に出したら投稿したいと思っています。この二つの論文の組み合わせで非線形・非ガウス状態空間モデルの状態推定とパラメータ推定は今後かなり柔軟に行えるようになります（今でもマルコフ連鎖モンテカルロ法で行えますが、それよりも柔軟に可能だと思います）。
次は（当面の）最大の目標である「非線形・非ガウス状態空間モデルを用いた経済モデリング」（その中にはもちろんDynamic General Equilibriumも入るはず）に挑戦することになると思います。
え？その次ですか？そりゃあ最終目標は心理歴史学の確立とファウンデーションの設立ですとも*1。
[補足] 矢野の論文（アクセプトされたもの）を読んでみたいという人は以下に原稿版がありますので、ダウンロードしてください。
http://ssrn.com/abstract=931909
