統計学には「統計的学習」という一分野がある*1。統計的学習の一番簡単な例は何らかの統計学プログラムにデータを与えて、それを分類させることである（たとえば、多くの企業の財務データをプログラムに読ませて、倒産しそうな会社と心配ない企業に分類させるなど。もちろん実際はもっと複雑）。今後、統計学でより一層重要になる分野の一つである。
近年、統計的学習の中で標準的な手法になっているのが"support vector machines"である。以下のサーベイ論文を統計的学習に詳しい先生に指導してもらいながら読み終わった。以下のサーベイはそれなりの数学的厳密さである程度分かりやすく書かれていて良いと思う。
BURGES, "A Tutorial on Support Vector Machines for Pattern Recognition,"
http://aya.technion.ac.il/karniel/CMCC/SVM-tutorial.pdf
