プラクティカル確率論(「経済セミナー」連載)

[「プラクティカル確率論」連載]
日本評論社から隔月刊で出ている「経済セミナー」で「プラクティカル確率論」というタイトルで一年間連載をさせていただくことになりました(現在、書店で並べられている「4・5月号」から)。

経済セミナー 2011年 05月号 [雑誌]: 本
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B004RHLQIM/

[どのような連載なのか?]
「プラクティカル確率論」では、経済学部生向けに「可能なかぎり直感的な説明」を用いて確率論について解説します。

第1回目は「確率に親しんでもらう」という目的で書きました。特に「インチキな確率の定義」で解説するという荒技を使いましたので、「確率って何だか抽象的で分からない」という人は少し目を通してみていただけると何かの役に立つかもしれません。

それと連載では「非常に基礎的な内容+少し難しい内容」の2つを入れるよう心がけていきます。「少し難しい内容」として、第1回はファイナンスでよく用いられる「リスク中立確率」を題材に取り上げてみましたので、「初歩的な内容は退屈だからイラナイ」という腕自慢の学部生の皆さんにも少しは楽しんでもらえるのではないかと思います。

毎号約10ページという非常に制限された紙数ですが、一年間頑張って学部生の皆さんに確率に親しんでもらうように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

[サポートサイト]
なお、サポートサイトを開設しました。こちらでは原稿作成時に使ったプログラム(統計解析環境GNU Rで作成)やデータを公開していきますので、腕自慢の皆さんはチャレンジしてみてください!

「プラクティカル確率論」サポートサイト
http://sites.google.com/site/probkeisemi/