上海三日目&リフレ派って特定勢力と関係ないんですが・・・

上海生活も三日目です。現地時間で夜の11時45分を少し回ったところです。

ホテルが会場から少し遠いところを取ってしまったので、地下鉄で乗り継いで会場まで行くのですが、人民広場駅での大混雑の中での乗り換えにも慣れてきました。

今日はJesus FernandezJuan Rubio-Ramirez先生と話をしました(間違いがあったので[追記(2010年9月1日)]をご参照ください)。以前、矢野のDiscussion paperにコメントをくれた事があって名刺を渡すと「やあ、君の事覚えてるよ」なんてことを言ってくれました。僕の名前を覚えていてくれるなんてちょっと意外でうれしかったです。飛ぶ鳥を落とす勢いのStar professorなのに気取らない気さくな方でした。

[追記(2010年9月1日)]
Unrepresentative Agent先生から「君が上海で会ったのはJesus FernandezじゃなくてRubio-Ramirezの方だよ」と教えていただきました!講演に遅れていったので、最初に「今日話をするのはJFVのほうじゃなくてRubioの方だよ」という話を聞き逃したようです。

Unrepresentative Agent先生本当にありがとうございます!ぜひこれからもいろいろとご指導ください!

(せっかくのいい機会なので)
Unrepresentative Agent先生の素晴らしいblogはこちら
http://unrepresentativeagent.blogspot.com/
[追記(2010年9月1日)ここまで]

それと昨日、矢野の発表中にいろいろコメントをくれた研究者を見つけたので、「昨日はいろいろコメントくれてありがとうございます」と御礼を言ったらHelmut Luetkepohl先生でした(時系列解析で超有名な先生、名前のueは実際はuにウムラウト)。

Helmut Luetkepohl homepage
http://www.eui.eu/Personal/Luetkepohl/

Luetkepohl先生はこんな教科書も書いてます。

New Introduction to Multiple Time Series Analysis

New Introduction to Multiple Time Series Analysis

Econometric Society World Congress 2010上海はこんな感じで、世界のトップレベルの研究者がそこら辺を普通に歩いているすごい大会です。参加できて本当に良かったです。

[閑話休題]
リフレ派って「リフレーション政策(略してリフレ政策)に賛成する人」以上の意味はまったくなくて、リフレ政策とは「デフレは経済に悪影響を及ぼすものなので、そこから脱却するように金融政策・財政政策を活用しましょう」ってだけの話なのに「解雇規制が」とか「構造改革が」とか「歴史問題が」などとリフレ政策と全く関係ない話とごっちゃになるのはなぜなのでしょうか・・・僕はいつも困惑するばかりです・・・